施設内における位置情報やセンサーノードデータを収集し、クラウドに送信します。 Beaconは発信と受信の両方に対応し、一般のBluetoothデバイスとの双方向通信も可能です。
「UM-120」とサーバーを接続するバックボーンにはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)、 IEEE802.11ac(5GHz)、1000BASE-TXを採用し、管理サーバーとの通信を行います。 管理サーバーには死活監視機能、ファームウェア更新機能なども搭載しており、複数の「UM-120」を運営管理します。
「UM-120」標準構成としては、Wi-Fi、有線 LAN、Bluetothを搭載した Beaconゲートウェイとしての導入を想定したもので、BluetoothはSmartReadyとBeaconの両方に対応しています。
「UM-120」からBeacon(ビーコン)電波を送信し、スマートフォンに搭載するアプリで現在位置を測位します。「UM-120」がBeacon(ビーコン) 端末が送信する電波を受信することにより、施設内に存在する端末の位置を検出することができます。 Bluetooth 4.0に準拠したレガシーモードに対応しており、一般のBluetoothデバイスとの双方向通信を行います。
スマートフォンやタブレットなど汎用的な端末を受信装置として利用することができますので、 現在の業務環境はそのままに、少ない設備投資で導入が可能となります。 AC電源を内蔵しており、2ピンのACプラグにより直接電源コンセントに接続できます。
「UM-120」にはオプションでIMESモジュール、ZigBeeモジュールを搭載することができます。 ZigBeeモジュールは、IEEE 802.15.4の規定に準拠したフル機能を備えたFFD(Full-Function Device)です。 初期設定により、ZigBeeコーディネーターまたはZigBeeルーターとして動作させることができます。 ZigBeeコーディネーターとはネットワークに必ず1台だけ存在し、ネットワークの立ち上げ機能を持つものです。 ZigBeeルーターはネットワーク内に複数台存在させることが可能で、データ転送機能によりデータが次々とノードを渡っていくマルチホップネットワークを実現することができます。
IMES(Indoor MEssaging System) 技術を活用すれば、 GPS衛星の電波が届かない屋内でも位置情報が得られ、 屋内外でシームレスな位置検知が可能となります。 IMES方式は、日本の測位衛星システムである『準天頂 衛星』の枠組みから発案され、 IMES送信機は、その場所の位置情報をメッセージとして送信します。 高精度な位置情報を利用できるため、スマートフォン、 携帯電話などGPS受信機を組み込むことのできるあらゆる機器での利用が期待されています。
「UM-50」はWi-FiルーターにBLE対応Bluetoothコントローラを搭載した製品です。 メインのSOCはLinuxで駆動されており、個別のアプリケーションを組み込むことができます。 搭載メモリ 128MB(RAM)/8MB(Flash ROM) Linuxバージョン Linux version 3.10.24
『CC2564』デバイスは、デュアルモードBluetooth low energy、 または、デュアルモードBluetooth/ANT+の、2つのオプションをサポートします。